異世界乱入記




最新鋭ゲーム機「WORLD」は接続されたソフトを擬似世界として作り出し、プレイヤーを擬似世界の登場人物として楽しませることができる汎用RPG(役割を演じる)機体である。
WORLDの優れている点は過去の全ての映画、小説、ゲーム等を擬似世界として作り出せる点だ。しかも擬似世界を理解し、運用することでプレイヤーのいかなるニーズにも応えられる柔軟性も有る。
しかもプレイヤーの脳内処理速度が加速させられているので、擬似世界でどんなに時間をかけても短時間で楽しめる点だ。

まぁ本来は人口減少戦争*1によって失われた人材を短期間で技術熟練者にするための機械だったのだが、2000年代に日本政府が打ち出した世界総ヲタク家計画*2でヲタク化した人類は無駄に高い集中力と、一転に集中した知識が集まって娯楽装置として作り変えてしまったのだ。

俺がこのゲーム機をなけなしの財産(620万円)をはたいて購入した。ついでにPAR(ゲームデータ改変ソフト)も。さぁ何をして楽しもうか。


さらっとガンダム「ザビ家のゲスは今日もゲスい」
【第01話 ジオン公国誕生と俺追放】
【第02話 宇宙世紀0070年は連邦軍の厄年!】
【第03話 軍事チート始めるよ!】
【第04話 軍事チートの解説!!】
【第05話 ズゴックEが最優秀である理由】
【第06話 現在でのゲスレ・ザビを取り巻く人物評価】
【第07話 デギン式マネロン】
【第08話 宇宙海賊ネオ・アルマダ】
【第09話 ゲスレの華麗なる日々】
【第10話 ハーレム実現させたぜ!】
【第11話 1年戦争終結!?え、マジで!?】
【第12話 テム・レイ再就職希望】
【第13話 ニュータイプへの目覚め】
【第14話 死にゆくNT(男)達、愛すべきNT(女)達】
【第15話 戦いの後で】
【第16話 ティンダロスも買い取りですか】
【第17話 君もNTにならないか?】



さらっとONE OIECE「負けない!」
【第01話 不幸な境遇(設定)なんかに負けない!】
【第02話 ショタホモなんかに負けない!】
【第03話 厳しい訓練なんかに負けない!】


NARUTO「チョウジ憑依録」
01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 / 10
11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 30

HUNTER×HUNTER「タキビ=オチバ行動録」
01 / 02 / 03 /

ロードス島戦記「エッグソルト騒乱録1」
01 / 02 /


人口減少戦争*1

2000年以降に顕著化した人口増加と自然環境破壊による人類の危機に対して、国連は第918提案によって連合国軍による人口密集国と途上国への宣戦布告と無差別殺戮を許可した。
連合国(核保有国)と途上国(アフリカや南アメリカ、中央アジア)の戦争は人間の持つアポトーシス遺伝子を強制励起させる新型ウィルスの無差別散布によって1年で終了した。
地球人口98億人の内、63億人が死亡。連合国内で人口抑制政策が実行され、人口は最大で10億人まで減少する予定。


世界総ヲタク家計画*2

2022年日本政府はアニメ、漫画に代表されるサブカルチャーを国家主導によって大量輸出した。 結果VHS、ウォークマンと同じように瞬く間に世界のアニメ・漫画文化は日本色に染められてしまった。

当時は日本政府がスポンサーになって他国の放送局のアニメ枠を買い占めるという蛮行さえも行われた。
各国のアニメ制作会社を買収、日本式アニメの製作を強制するなどの活動が独占禁止法違反であると指摘されたが、現地ヲタク人口による賛成運動が思った以上に盛り上がり、世界のアニメは日本式に統一された。 さらに漫画の一斉翻訳と輸出を断行。優れた作品に対しては逆輸入も行われた。

各国とも放送枠の独占を嫌い、時間規制(日本のアニメは1日30分迄等)を行ったが視聴率の圧倒的な差とヲタクによる規制撤廃運動、さらに高視聴率に目をつけたスポンサー達の積極的応援によって規制は有名無実化した。

最も抵抗したのは企業はディズニーである。
しかし小学生以下の子供と、その子供の親しかディズニー支持者がおらず、またある程度日本式アニメ・漫画が浸透するとディズニーはその影響力を失っていった。
つまり日本のアニメを見た視聴者はディズニーを捨ててしまったのだ。バックボーンであるアメリカ合衆国政府でさえもその流れを抑えることができなかった。

まぁ攻殻機動隊を見て感動した視聴者がディズニーを見て感動することはないということである。
遂に2050年には世界人口=ヲタク人口とさえ言われたのである。

この政策によって日本は人口減少戦争においてアメリカ以上に優遇された。世界中の人々が日本のアニメ・漫画文化の低下を避けたのだ。
代わりに他国に対する著作権料の一部免除や政策としてのアニメ・漫画文化振興が決まった。



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